2012年01月26日

ストーリーの力

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数えきれないほどの映画やドラマを観てきた。


オリンピックやワールドカップを観るのも、そこに自分を感動させてくれるストーリーがあるからだ。


青春時代は、ジョン・レノンやモハメド・アリを観て育った。


結局、彼らの残したストーリーを求めていたのだと思う。そうやって若者は自分の生き方を描くのだ。


人間の頭脳は、論理を理解することではなくストーリーを把握することに向いている、と指摘したのは認知心理学者のロジャー・シャンクだった。


我々は、水や食物を必要とするように、ストーリーを渇望している。


政治・外交・ビジネスのあらゆるシーンで、人心を掴むことのできる効果的なストーリーを採用することに成功したチームが勝利に近づくことができるだろう。


前回のアメリカ大統領選挙に勝利したバラク・オバマ氏が、ソーシャルネットワークを戦略的に活用したことは有名な話だ。


同時に、"チェンジ"をキーワードとするストーリーの力を利用して、YouTubeやブログを使ってキャンペーンを繰り返すことで、勝利を手繰り寄せたとも推測できる。


それだけ、我々は現状を打開してくれるストーリーを求めている。


別の見方をすると、様々なシーンで各陣営の描くストーリー同志が、勢力分布図の拡大をかけた戦いを繰り広げているとも言えるだろう。


60年代・70年代のアメリカには、マルコムX、マーチン・ルーサー・キング、モハメド・アリといった黒人解放運動の旗手たちがいたが、その中でアリの提供したストーリーが最も輝きを放っていた。


異国の地に住む我々も、アリの描く夢と戦いに感情移入した。


ボクシングという戦いを通して、自らの主張を民衆に分かりやすく伝えるという表現スタイルが多くの支持を集めたのだ。


あの"キンシャサの奇跡"と呼ばれたザイールの一戦も、アリの周到に準備してきたストーリーの勝利だったという見方もできる。


ストーリーの秘める力は計り知れない。誰もがそのことを薄々とでも感じている。


特に閉塞感のある時代には、強力なリーダーシップと共に、ダイナミックで普遍性のあるストーリーが待望されている。


そんな強烈なストーリーを引っ提げて現れた誰かが、時代を一新させる可能性も考えられる。



















posted by イッセイ at 21:06| 東京 晴れ| マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月16日

送電網がシームレスにつながるようになれば

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10代の頃、詩的で情感溢れるヨーロッパの映画を観るのが楽しみだった。


環境先進国の多いヨーロッパでは、国民の環境に対する意識やリテラシーが高い。


『ヨーロッパ環境対策最前線』(片野優/白水社)は、ヨーロッパの先進的な環境への取り組みが描写されていて参考になった。


アイスランドは、自国の電力すべてを水力と地熱のクリーンエネルギーに依存しており、さらに余った電気から作った水素を燃料として街中のバスを走らせている。


オーストリアのヴォルフルト町の一帯では、町役場、郵便局、タウンホール、体育館、中学校、スポーツセンターなどの近代的な建物が立ち並び、町ぐるみでバイオヒーターシステムを導入している。


米国に目を向けてみると、世界に先駆けてグリーン電力プログラムを始めたのは、米国カリフォルニア州にあるサクラメント電力公社だった。


興味深いのは、同社が一般市民に毎月4ドルの寄付を募って、自宅の屋根をソーラー発電のために貸し出す「ソーラーパイオニア」という寄付型のプログラムを考案しことだ。


ソーラーパネルでつくられた電力は、電力公社の送電線と接続されているため、寄付者が使えるわけではないのに、これがヒットした。


理由としては、環境に対して何か貢献したいというカリフォルニア市民の意思の表れだったようだ。


国内の送電網がシームレスにつながるようになれば、寄付型のプログラムなどを利用して、電力の過剰な地域から不足している地域へグリーン電力を供給することがより可能になるだろう。


またドイツでは、再生可能エネルギー法で電気事業者に最低買取り料金を規定して買取を義務付けることで、グリーン電力を援助している。


スイス最大の電力会社SIGでは、2007年の電力自由化に対応するため、電話一本で顧客の家を訪問して、節電対策や様々なアドバイスをするようになった。


その背景には、電力市場が自由化されれば、隣国フランスからの安い原子力やドイツから安いグリーン電力が供給されることが容易に予想がつくからだ。


この辺はヨーロッパ的な実情が窺えて面白いところだ。


環境先進国ドイツの研究機関には、世界中から視察団が訪れているらしい。


おそらく、これからもヨーロッパが、環境都市の未来を牽引していくことになるだろう
posted by イッセイ at 18:48| 東京 曇り| エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月07日

シリコンバレー流

シリコンバレーでは、昼夜問わず野心に満ちたビジネスマンたちが、IPOを目指し、M&Aをしてはビジネスという名のゲームを楽しんでいる。


『シリコンバレー流起業入門』(曽我弘・能登左知/同友館)は、シリコンバレーで起業するノウハウが具体的に描かれてる。


ビジネスプランの立て方、投資家へのプレゼンテーションの方法、資金の調達方法が分かりやすく解説されている。


シリコンバレーでは、まず弁護士に相談する。その時点でどうするか?考えるのではなく、最初から想定されるリスクを回避するためだ。


弁護士が起こり得るであろうリスクを最小限に食い止めるための方法を教えてくれる。


その他、会社をどこにどのようにつくればよいか?エグジットはIPOかM&Aのいずれかとして、それにはどのような株主構成にするのがよいか?そういう具体的なアドバイスまでしてくる。






posted by イッセイ at 01:47| 東京 晴れ| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月02日

One more cup of coffee

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あけましておめでとうございます。


お正月だというのに、コーヒーを飲みながらボブディランの"One more cup of coffee"を聴いている。たまに聴きたくなる曲なんですよ・・・・。


最近は、映像で若手ミュージシャンのライブを観るのが楽しみです。


クリスマスイブに観たピアノで弾き語りする女性ミュージシャンは声と雰囲気がいい。英語の発音もいい。


それからサウスポーでアコースティックギターを弾きながら歌う女性ミュージシャンも自分の世界を持ってますね。mcから曲に入るタイミングがいい。


ネットを使って自分の音楽や情報を世界に向けて発信できることの威力に、誰もが気が付き始めたんだと思う。


僕も自分の方向性を明確にするために2つのブログのタイトルを変えました。


2つのブログと一緒に、ライターとしても最後まで行くと決めてあるので、今年は上昇の年にしたい。










posted by イッセイ at 19:01| 東京 曇り| スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

タイトル変更

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今年も一年が過ぎようとしています。東日本大震災という日本人全体を大きなショックに突き落とす地震もありました。この悲しみを強く乗り越えていく必要があります。


来年から私のブログでは、ボランティアとベンチャー企業の融合を理想とする組織体作りにチャレンジします。2つのブログのタイトルを変更することにしました。


ブループラネット(トップセールス〜売る技術)⇒Blue planet-Social entrepreneur gate-

スケッチブックの中の宇宙⇒Adventure factory-Venture entrepreneur portal-

両サイドから理想の頂点に向かって登頂するというイメージです。


※「トップセールス〜売る技術」「スケッチブックの中の宇宙』については、引越し先が決まり次第、ブログでご報告します。

。。。。。。。

大晦日は、大掃除している人、恋人とデートしている人、田舎に帰る人、夫婦喧嘩している人・・・・、いろんな過ごし方があると思いますが、今年一年お疲れ様でした。来年一年が、皆様にとって最高の一年になりますように、よいお年をお迎えください。

by イッセイ
posted by イッセイ at 18:22| 東京 晴れ| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする